ミリングデンチャーは、義歯を引っ掛ける部分を被せもの(クラウン)の内側に組み込むことで、金属のバネを外から見えなくした精密な入れ歯です。ここでは、当院で実際に製作したミリングデンチャー(パーシャルパラレルミリング義歯)の症例を、臨床写真とともにご紹介します。
インプラントを希望しない患者さま
右上の欠損です。骨の厚さが不足しておりました。サイナスリフト法による骨造成をしてインプラントを行うことも提案いたしましたが、義歯の再製を希望されました。
咬む力が強い方のために、広いプレートを用いて、圧力を分散しました。
歯周病により多数の歯を失った例
左右の奥歯の欠損です。まず歯周病の治療を行いました。
歯周病のため、極力、歯にかかる力を弱めるために、大きめのプレートで圧力の分散をはかりました。パーシャルパラレルミリング義歯の場合、義歯を引っ掛ける部分の歯を削って被せものを作り、その被せものの一部に義歯の引っ掛ける部分が嵌まり込む構造になっています。
前から見ても、義歯が入っているようには見えないと思います。2024年1月で18年6か月経過いたしましたが、現在でもこの義歯をお使いいただけています。
入れ歯・ミリングデンチャーのご相談
金属のバネが見えない入れ歯、よく噛める入れ歯、長持ちする入れ歯をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。お口の状態を確認したうえで、ミリングデンチャーが適応となるかをご説明いたします。