メインテナンスとは、患者さんがご自身で口の中をきれいにできているのかを、歯科衛生士や歯科医師が確認しながら維持していくことだと考えています。歯石を取るだけの「定期検診」にとどまらず、患者さんご自身の意識と習慣を変えていくことが、歯周病治療とお口の健康管理を長く維持する鍵となります。
メインテナンス
メインテナンス。以前は機械設備に用いられていた言葉ですが、現在ではグーグル等で調べてみると、もっぱら歯科医院のホームページがヒットします。では、歯科のメインテナンスとはどんな事でしょうか?メインテナンスとは、患者さんが自分自身で口の中を綺麗に出来ているのかを歯科衛生士や歯科医師が確認して維持してゆく事だと考えています。
よく、当院にも定期的に歯科医院に行っていたと言う患者さんが転院されてきます。しかし、お口の中が綺麗な人は少数派です。どうしてか?それは歯科医院側が、ただ歯石を取ったりするだけで、口の中を綺麗にしておく事、つまり患者さん自身がそれについて関心をもって取り組んでいかなければならない事を教えていないからです。つまり、定期検診の域を出ていないのです。
当院のメインテナンスにいらっしゃる患者さんの口の中はピカピカな人が多いです。そんな人でも、初診時は非常に汚れていたのですが、歯科衛生士の指導等でそこまで、患者さん自身ができるようになったのです。歯周病の治療やお口の中の健康管理は、歯科医師や歯科衛生士が治療やお掃除をするだけでは絶対に維持できません。つまりこの意識改革をして習慣を変えることが必要なのです。
ただ、人間は意識改革をしても、元に戻りやすいのです。ですから、メインテナンスでモチベーションアップをして、綺麗な口の中を維持をする事が必要なのです。そうすれば、定期検診の際に、毎回むし歯を発見され、その度に道路工事のような治療を受ける様な事は無くなります。
保険で見守ることができます
歯周ポケットが4ミリ以上の部分がどこかの歯にあることや、ポケットが4ミリ以下でも周囲に炎症が有れば、保険適応で見守る事が出来ます。これが歯周安定期治療や歯周病重症化予防治療と呼ばれている項目です。国は国民の口の中を綺麗にしていて欲しいと考えています。その方が誤嚥性肺炎の様な疾患が減ると同時に医療費も減ります。そして生活の質も上がるからです。
当院では、11台の診療椅子がありますが、そのうち半分程度はメインテナンス用です。歯科衛生士も常時8人以上が勤務しています。
皆様も、本当の意味のメインテナンスを受けてみませんか?